【ビッグデータ】どんどん使ってマーケティング
データマイニングは誰でもできるわけではないけれど、勉強すればかなりデータを使いこなせるようになります。
データが見えてくると当然マーケティングの知見もふかまり、経営戦略の策定もそう難しくなくなる。
何が大切で、何が切り捨てられるかといった判断は数字が読めてこそだとおもいますし。
中小企業や商店であろうが、大企業であろうが、実際に起こっているマーケットの動向が数値としてみれるならば絶対に利用する価値があるわけです。
大企業だからやっているわけではない。
むしろユーザーにより近い立ち位置にいる中小企業や商店であるからこそ、より緻密に数字をみていく必要があるのではないかと。
『「少し先の未来」を予測する クックパッドのデータ分析力
』(中村耕史著)という本ではクックパッドの「たべみる」という当初はわりと地味な存在だったサービスをリニューアルして成功した話を紹介しています。
今では食品大手企業が戦略データとして取り入れるほどのサービスになってます。
かなり”ざっくり”ではあるけれど「データを使って、実はこんなことができるんだよ」ということやクックパッドの企業向けサービス『たべみる』が内部的にどんなふるまいをしているのかを知ることができます。
読み物としてもおもしろいし、データをつかってマーケティングする初心者の方にはとても興味深く読めるとおもいます。
本書の一文に「起こりつつある未来のニーズの変化をつかもうとしている」という言葉があります。
ニーズの変化を知るためにはデータ活用は欠かせません。
つまり逆にいえば、データを使えなければマーケティングはできないということ。
マーケティングができないということは…。