どんな商売でもワークショップ・体験イベントで集客できる〜未知の領域はエンタメだ
ブランドイメージ向上のための一手段として、ワークショップなど体験からより深く興味をもってもらう方法がある。
一見できなそうなビジネスでも、どんな小さな商店でも案外かんたんに実施できてしまう。
自分が普段やっていることは、その仕事をしていない人にとってはすべて未知の領域で「なんとなく興味がある」程度の人でも、体験すると楽しかったりする。
「未知の領域」はエンターテインメントになるのだ。
たとえばラーメン屋などは身近な存在だけれども、スープの仕込みなどは一般の人はほとんど知らないだろう。しかしラーメンを食べる人なら少なからず興味があるはずだ。
ラーメン屋に限らず飲食店の「仕込み」をワークショップにしたらかなり多くの人が集まるかもしれない。
また、多くの人は身近なものほど知っているつもりになっているので知らないことが多い。そこに興味が生まれる。
NHKの『チコちゃんに叱られる!』のような番組の人気は、そこに理由があると思う。
ワークショップのメリット
ワークショップを行う大きなメリットとしては、
- そもそも興味をもっている人が集まりやすい
- 体験でさらにブランドへの興味が深まる
- 理念やコンセプトなどを理解してもらう良い機会
- 未知のユーザーを連れてきてくれる可能性がある
他にもまだまだ実施する利点はある。
大きな企業でなくともお客さんに声がけするだけでワークショップのための集客はできるはずだし、たくさんの人を集める必要はない。
要は話題をつくることが重要なのだ。
個人商店であれば自分一人に対して3〜4人程度のお客さんを招いて行えばいい。
人気が出て場所がせまければ行政のセミナールームや調理室などを借りれば一時間1,000円程度で借りられる。
企画・開催が不安であれば、同業者に声をかけて合同で行っても話題性や情報の拡散力も増すはず。
楽しませることが大切
あとはユーザーの貴重な時間を借りた見返りにどう楽しませればいいかを考える。
それも簡単で、客観的に自分がその商売をする前に疑問に感じたこと、「何故こうなるのか?」と言ったことを箇条書きにしたりして、あとは手順なりを考えればいい。
相手がどういう人であるかも重要で、どういう見せ方が最適かも考えておく。
たとえば下記URL先は、幼稚園児にある養蜂場がはちみつの採蜜体験をしてもらっている。
ミツバチの巣箱から巣枠とよばれる蜜のつまった板をだす様子などをみてもらい、採蜜して味見するというものだ。
しかし相手は幼稚園児なのでミツバチに刺される可能性がある。そのためビニールシート越しに観られるスペースを作っている。
このように相手の状況に合わせた体験の仕方まで考えれば、すばらしい体験になるはず。
採蜜体験 園児大喜び 訓子府・菅野養蜂場
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/452601/
いつも読んでくれてありがとね!