【お米は精米したてがうまい】玄米が体にいいので冬は白米、夏は玄米がいいんじゃない?
超個人的なはなし、ぼくは便秘とかしないですけど冬になるとすこし腸の働きが弱くなる気がします。
ということは栄養素を吸収しにくい冬場は吸収しやすいものを、あたたかい季節は吸収しにくくても健康成分のいいものを摂るのが最適ですよね。
そこでぼくは冬は白米、それ以外は玄米食で生きてます。
玄米は食物繊維が多いので消化されにくいので、腸のうごきがにぶる冬は白米がいいかと。
でも玄米ってなぜ体にいいといわれるのか?なぜ食物繊維が白米より豊富なのか?そもそも玄米と白米の違いってなに?
ということで調べてみました。
なぜ玄米は体にいいのか?
ヒトのからだは食事をすると血糖値があがるので、インシュリンというホルモン物質を分泌して血糖値を下げようとします。
インシュリンは、脂肪細胞の分解をおさえる働きをしてしまうので、血糖値が急激に上昇してインシュリンが大量に分泌されることは脂肪が分解されず、肥満につながります。
血糖値上昇の目安として『GI値(Glycemic Index)』というものがあります。
GI値でみると、玄米の「55」にくらべて白米は「81」と急激に血糖値が上昇します。
ということは上昇も下降もゆるやかにGI値が変化する玄米は脂肪のつきにくい優秀な主食材ってことですね。
しかも米は毎日食べるものだから、それでダイエット効果が期待できるなんて最高です。
しかも、白米部分をつつむ糠(ぬか)部分には食物繊維も含まれていて腸のうごきもよくなります。
玄米の中の白米
玄米は白米を『糠(ぬか)層』と呼ばれるものでくるんでいます。
血糖値の上昇がゆるやかというのは、あくまでこの糠層の食物繊維成分が消化を遅らせるということなので、しっかり噛んで食べましょう。
咀嚼が不十分だと、食物繊維が多いぶん消化が悪くなりますし、中身は白米なので大量に食べると意味ありませんから。
玄米と白米の断面はこんな感じ。
なので、腸のはたらきが弱りがちな冬場は白米で野菜とかくだもの多め、それ以外のシーズンは玄米とくだもので食物繊維を摂るっていうのがベストかなと。
もちろん食べ方などによっては冬でも玄米はいいですし、発芽米なんかも消化にはいいらしいです。
でも完全な玄米は食べにくいと思うので、まずは荒く精米したものではじめるといいです。
玄米の精米を自分でやる
玄米は直接、友達が農家なのでそこから買ってます。地方の特権。
どこでも生産者の農家の家にお願いすればたいてい売ってくれると思いますけどね。
ただ玄米は、農家から直接わけてもらったりすると籾殻(モミガラ)が大量にまじっていたり、小石が入ってたりとなかなかそのまま食べられない状態だったりします。
農家の方は基本的に白米だけで、玄米は食べないみたいですから。ようするに基本精米するってことですね。
そこで自分で精米。
精米を自分でやることで小石や籾殻なんかは取り除くことができて、糠層と胚芽をお好みの荒さで残せます。
なにより食べる直前に精米することでおいしさが倍になります。
23区にはないでしょうけど、郊外に行けば100円で10kgくらい精米できる『精米所』がどこにでもあるので、そこで自分で精米します。
やり方は簡単で、お金を入れて玄米をセットして精米の荒さを選んでGO!
たったこれだけ。
あとは機械の裏手に『ぬか』がでるところがあるので、もって帰ってぬか床をつくるのもいいです。
完全な玄米がムリというひとは、5分(ごぶ)くらいで精米してもいいとおもいます。
- 町の外れ、というか田んぼの外れにヒッソリたたずむ精米所
- 中に入り、玄米を供給口(お米の投入口)にザザーッとセットする
- コインを入れて米を研ぐ荒さをバスンと選択
- ンゴゴーッとものすごい音をたてて動き出したらしばらく待つとザラザラとすこしあたたかい人肌のお米がでてきます
千葉県に住んでると、米までうまいw。
いつも読んでくれてありがとね!