【千葉県育ち】子供のころの冒険はスルドイ“勘”を養う。
千葉県育ちのオレ、子供の頃の遊びかた
子供の頃は今考えるとなかなか命にかかわる遊びをよくやってたなと。
自分の子供が同じようなことをしてるの知ったらきっと胃に穴があきまくって、消化は腸だけになるだろうと思います。
危険だけど楽しかった遊び
■ ラフティング
ぼくの住む町には中心に川が流れていて、家のそばの河口につながってました。
その川をラフティングするわけですけど、当時はボートなんて作れません。
なんたって、小3くらいでしたから。
まず友達と自転車屋に行って、自転車が梱包されていたバカデカイ発泡スチロールを借ります。
昔の自転車はひとつの自転車に2枚の発泡スチロールでサンドイッチ状態で納品されてました。
ちょうどこの写真のタテヨコの大きさで、厚みが20cmくらいあるやつです。
それを船として川の上流に担いでいって、拾った棒きれをオールがわりに河口までラフティング。
もうね、最高です。
いっぱしのアクティビティを小3で体験できちゃうんですから。
もちろん使い終わった発泡スチロールは自転車屋のオジサンに返しに行きました。
■ 海の堤防からダイブ
ウチは漁師だったので、海で遊ぶことが多かったです。
夏はとにかく泳ぐ。日射病になるほど泳ぎまくります。夏休みは日射病で熱がなければ海で泳いでました。
小学生の低学年から友達と、もしくは一人で泳いで何度か死にかけました。
海で泳ぐ時のおたのしみは、今では漁業権の関係で普通のひとはできませんけどウニを採ってその場で食べたり、トコブシを山ほど採ってきては茹でて食べたりしてました。
小学生のうちから、料亭の味をたのしんでましたww
とくにお気に入りの遊びは、堤防から飛び込むこと。
漁港わきの堤防から飛び込んで、数百メートル泳いで砂浜へ。
または、砕石場から運ばれた石を船に積み込むための堤防がとくに高さがあっておもしろいです。
たぶん7・8メートル。潮がひくともっと高くなるw
ただしそこでは足から飛び込むと鼻に大量の海水がなだれこんで鼻血がでたりするので鼻はしっかりつまみます。
さらに最悪なのは、飛び込んで海面に出たときにクラゲの大群がいたりして、顔面刺されまくって笑えない顔になること。
へたしたらゴンズイ玉もww
■ クワガタさがしてどこまでも。
小学生の夏休みといえばクワガタ。
カブトムシよりクワガタ。
都会っ子はカブトムシのようですが、田舎っ子は断然クワガタです。
なぜならカブトムシは腐るほどいるので。
早朝の3時頃に起きだして山の中をウロウロ、藪の中をウロウロしてました。
スーパー朝一のためにまだ薄暗くてスズメバチはいないんですが、沢をウロウロしているとたいていヘビがいます。
それがマムシなんかだと知らずに踏んづけてしまい、咬まれる危険性は大いにありました。
幸い咬まれませんでしたけど。
ヤマカガシなんかは当時は毒がないと言われていたので、見つけてはしっぽをもってぶん回したりしてましたが、勢いあまって手に巻きついて咬まれました。
奥歯で咬まれるとちょっとヤバいらしく、その毒性はマムシの3倍だそうです。
でも、そういう場所で育つことによって危険を察知する“勘”を養えた気がしますよ。
例えば海外に行ったときに知らない土地で『ここはヤバそうな所だ』とか、
本能的に察知する能力みたいな。
そういうものって、大人になって仕事しはじめたときに発揮されたりする気がします。
一緒に仕事する新人さんとかみていて『このひと“勘”が良いな』っていうひとはそれなりに冒険してるはずです。
子供には冒険する環境が必要です。
田舎の暮らしをたのしみながら東京で仕事ができる、千葉県移住はどうでしょう?
いつも読んでくれてありがとね!