受動喫煙〜タバコという昔のカッコつけツール
禁煙したいけどなかなかできないひとのために書きました。
禁煙を考えたことない人に、ちょっと考えてもらうためにも。
いまどき、まさか、まさかですけど「タバコ吸ってるオレってカッコいい」っていう人はいないと思います。
読んでるあなた、まさか思ってないですよね。
思ってたらマジ恥ずかしいのでその考え捨てましょう。
マジでダサいです。ダサいやつの見本みたいなやつです。
だってタバコ吸ってるやつって、
ものすっげ、クッセ〜〜〜〜〜〜からww
タバコって、もはやカッコつけツールにはならないので気をつけましょう。
正直吸ってるとモテません。
ヤニ臭同士ならいいでしょうけど、吸ってない人の“少なくとも”9割はヤニ臭はまず相手にしません。
まぁとりあえずタバコ吸う人をdisるのはこの辺にして本題ですが、タバコ害悪の実力をいろいろと述べたいと思います。
喫煙による人体への影響
喫煙時の煙には、ゴミ焼却場からでる排煙より3倍から18倍もダイオキシン濃度が高い
昔流行りましたよね、ダイオキシン問題。
プラスチック製品を低温で燃やすと出てきて、川や海に落ち、魚が取り込んだものを人間が食べて人体に蓄積されます。
多量にとりこめば免疫機能の低下やガンのリスクがあります。
一人が屋外で喫煙すると煙はテニスコート2面分にひろがる
だからクッセーーーーんだよ。
吸ってない俺からすると、本当に歩いて行く先のビルの死角になったところからでも誰かが吸ってるのがわかるんだよな。
朝歩いてて「朝のポンイチうめー」とか言ってるそばで、こっちは「朝からクッセー」ってなるわけだよ。
交通事故死よりも受動喫煙の死亡者数の方が多い
もうね、上司が受動喫煙攻撃してきたらパワハラで訴えていいんじゃないかと思う。
非喫煙者はタバコ煙有害物質への感受性が高いため、実際に生ずる健康被害は、1日5本~10本の能動喫煙に匹敵する。
参考:受動喫煙䛾影響(一般社団法人 日本禁煙学会理事 松崎道幸)
「吸ってる本人よりも吸わない人に害があるわけないだろう」って言うおっさんが未だに多いですけど『感受性』だとクッセーおっさんよりも吸わない僕らの方が『感受性』高いんですよ、本当に。
だから多分、ニオイに敏感なんだと思う。
車の中で一人が喫煙すると、車内の粉塵濃度は国基準値の約13倍になる
こんなん、もう考えられない。
地獄。
よく、チャイルドシートに赤ちゃん乗せたママが運転しながらスパスパしてる車見るけど、自分の子供に基準値をはるかに超えた劣悪な環境の空気を吸わせてるわけだ。
感じとしては、ダンプカーのマフラーの近くに突っ立って排気ガスで深呼吸させるみたいな。
どうですか?やめたくなってきたでしょ?禁煙したいでしょ〜?
受動喫煙なんてないっていう反論
一方的に『受動喫煙憎し』とやってもまったく申し訳なくもないのですが、一応「吸わないスマートなオトナ」としてはイキリ立つのもかっこ悪いので、クールに反対派の意見もあげておきます。
武田邦彦(中部大特任教授)の弁。
『厚労省調査を疑え! いい加減なデータに基づく副流煙害』(別タブで開きます)
この中で武田先生は、厚労省の平山論文とWHO調査の信憑性が低いことをあげ、その数値的論拠のもろさをしっかり論破されてます。
ただ、この記事はある対象について「違うだろ」と言っているだけで反証されているわけではないです。
でも武田先生のい言うとおりなんですよね。
記事の中で武田先生も言っているように、特定の団体や機関の多くは息のかかった学者さんだとかの持論を前提に資料を作ったりするので、この記事みたいなツッコミどころ満載でネタにされるようなものは山ほどあります。
というか、残念ながら受動喫煙に関してはそんないい加減な資料がほとんどです。
だから「受動喫煙?んなもんねぇーよ」って言われちゃう。
厚労省とかももうちょっとしっかりしてほしい。
分野の違う工学部の先生にやり込められてる場合じゃないっつうね。
ただ“多くの人は今でも「政府はウソをつかない、NHKは本当のことを言う」と信じておられますが”って、いまどきそんなこと思ってる人はほぼいないわけで、先生もちょっと時代遅れ感が半端ない。
テレビに出てる有名な先生だし信憑性あるかっていうと、武田先生が出てるそのテレビも嘘つきますからね、ふつーに。
先生の書かれた本『早死にしたくなければ、タバコはやめないほうがいい (竹書房新書)』の中で「禁煙すると肺がんが増える」と書いています。
この40年でタバコを吸う人の数は2分の1に減ったのに、肺がんになる人は5倍に増えたのである。
記事中で「受動喫煙で肺がんになるわけじゃなくて、他の原因がある」と先生が指摘してるように「他の原因」があるからね。
残念ながら「禁煙すると肺がんが増える」というのも「他の原因」あるからであって、別に禁煙したから肺がん増えるわけじゃないよね、先生。
つまり、どっちもどっち。
ちょっと話がそれますけど、文中で面白いのは喫煙している人の定義です。
おそらくタバコを吸う家庭の平均収入は、吸わない家庭に対して低いと考えられますし、町中のアパートに住んでいる人が多いと考えられますので、自動車の排気ガスもより多く吸っているはずですし、衛生環境自体も望ましくないでしょう。
って、工学部の武田先生がおっしゃってます。
工学部の先生が。
どこからのデータで言ってるんですかね。
結論
結論としてはたったひとつ。
クッセー喫煙はせめてご自分のおうちか完全に分煙された場所でどうぞ。
よくあるデータに「受動喫煙で〇〇人が死亡」なんて断言しちゃってるものがあります。
いろんな遠因があるはずだしその裏付けは難しいのでそれが正しいとは全然思いません。
いずれにしてもタバコを吸う人はこれからも「吸わないヤツが吸ってるヤツより影響あるわけねぇだろう」と言い続けると思います。
別にいいですそれで。
ただ吸わない人だけ嫌な思いするのは違うと思うから、せめてクッセー人なりに周りに気をくばるくらいはしてほしい。
それが完璧にできてれば、一日に100本でも200本でも思う存分スピスパしてくれたら地球は少しだけ平和になる。
いつも読んでくれてありがとね!