【サプリメント】栄養補助食品も摂りすぎは病気の一因になる
先日ある記事で、肝炎患者の病気の原因がどうやらエネルギードリンクに含まれるビタミンB3(ナイアシン)ではないか?という記事を読みました。
世界で3番目にみつかったビタミンB群ということで「ビタミンB3」という名称になってます。別名「ニコチン酸」。
タバコのニコチンとは関係ないですが、化合物の構造が似ているということで名付けられてます。
僕も筋トレするときにBCAAのサプリメントと某エネルギードリンクを飲んでますが、やっぱり入ってます。ナイアシン…。多くの食品、栄養ドリンクなんかに含まれてますね。
で、前述の記事の患者さんは驚くべきことにエネルギードリンクを毎日4、5本飲んでいた・・・。
本来ナイアシンは酵素のはたらきを助けるんですが、それに限らず摂取しすぎはよくないということです。
日本ではあまり聞かないんですけどアメリカとかめちゃくちゃ多い、特定のものを「飲み過ぎ・食べ過ぎ」する行為。
日本人と違って、人が手を加えたものほど価値があるとするアメリカらしく「天然水」には興味はないのか未だに2リットルペットボトルのコーラをガブ飲みしてる人もいます(日本にもいるかw)。
肥満が社会問題化したアメリカではかつて、通信会社ブルームバーグCEOのマイケルブルームバーグ氏がニューヨーク市長をつとめた頃に、レストランなどでの炭酸飲料など甘いドリンクの販売規制をしようとしました。
化学添加物に対する認識
化学調味料、とくに人工甘味料などはよくネット上で攻撃されてますね。
その代表格であるアセスルファムK(カリウム)。
「化学添加物はカラダに良くない」ということをなんとなくメディアですり込まれてる多くのひとたちは、動物実験の結果をパッと見で判断するとき人間の想像力は度を超えます。
6,300mg/kg体重以上の用量において死亡例が観察され、10,000mg/kg体重では、全例が死亡した。
『厚生労働省行政情報』ページから引用—
『全例が死亡』!
…アセスルファムKはヤバい!
ってことになるわけです。
でも、体重80kgのひとにしてみたら504g(グラム)にもなる。その量なら天然の塩でも死ぬでしょう。
ラーメンどんぶり一杯分の塩で・・・。
ようするに適量かどうかだと思うんですよ。
もちろん妊娠中の女性とか、気をつけるべきタイミングはあるかと思います。僕もできるかぎり化学由来の添加物は摂りたいとおもわないし、マックは食べないし。
でもストレスに感じるくらいなら適度に摂ることは仕方ないのかとおもいます。
結局、なんでも摂りすぎは病気になるんですね。
ナイアシンだって適度に摂るうちは身体にとてもたいせつな栄養素です。
うつや統合失調症、ぜんそくの緩和に動脈硬化を防ぐ。二日酔いや美容にも良い効果をもたらします。
アメリカでは年間2万人以上の人が、サプリメントが原因とみられる病気で診察を受けに行くそう。
栄養補助食品もパッケージに記載があるとおり、摂取しすぎは意味がないどころか逆効果だということをしっかり認識しておかないといけない。
簡単にサプリメントで特定の栄養が摂れてしまう現代においては、カロリー数や3大栄養素だけじゃなくて、主要成分までこと細かに管理する必要もでてくるかもw
おすすめサプリメント
Optimum Nutrition, 100%乳清, ゴールドスタンダード
なんといってもコストパフォーマンスがいい。容量が5.65ポンド(2.5キログラムくらい)も入っていて味もチョコレート味でなかなか良いです。
ちなみにAmazonなんかでは買わないほうがいいです。買うなら上のリンクのiHarbで購入しましょう。価格が全然違います。
Muscle Pharm, BCAA 3:1:2
トレーニングの前、途中に飲みながらやると、トレーニング後の疲労感がまるで違います。筋肉痛も軽減できてコスパも良いです。味は若干甘め。