【フィットネス】筋トレと有酸素運動、ダイエットに最適な順番はどっちが先?
筋トレで筋量を増やすことを目的にしてるひとはあまり関係ないかもしれませんが、目的がダイエットの場合は筋トレと有酸素運動のどっちを先にやったら効率がいいのか迷うと思います。
そこで調べてみました。
結論から言うと、
- 筋トレ
- 有酸素運動
の順番です。
さらに効率の観点からいうと、筋トレをはじめてから2時間を経過したくらいから5時間くらいのあいだに有酸素運動をおこなうのがいいようです。
理由としては、からだの中でおこる「分解」と「燃焼」です。
まず、筋トレすると成長ホルモンが分泌されます。体脂肪は脂肪細胞のなかで「トリグリセリド」とよばれるいわゆる中性脂肪(中性脂質、リン脂質、糖脂質、ステロイド)の形で蓄えられていて、成長ホルモンはこのトリグリセリドを分解しはじめます。
分解を開始するのが、成長ホルモンが分泌されて2時間後くらいのようです。
分解されると中性脂肪は、脂肪酸とグリセロールの2つに分かれます。
ここではまだ、分解されただけで消費されません。エネルギーとして利用しやすい燃料になっただけです。
そこですかさず燃料となった脂肪酸を有酸素運動をおこなうことで燃焼させます。
成長ホルモンが分泌されてから最低でも5時間ほどは効果が持続して脂肪の分解をするそうなので、有酸素運動が効果的なタイミングはそのあいだということになるかと思います。
流れとしては下の図のような感じでしょうか。
こうしたことから「成長ホルモン」は、別名「脂肪分解ホルモン」とよばれています。
有酸素運動をやるうえでの注意点としては、高強度で筋トレをやったあとは低強度のクールダウン的な運動に抑えるのがいいようです。
また、これを低炭水化物ダイエットで行うと逆効果です。
成長ホルモンが分泌されない状態になり、脂肪分解されずに筋肉が減少してしまい意味がありません。
※筋肉が減少するというよりは筋肉を分解してエネルギーにしてしまい、脂肪が増える
正しく食事を摂ることで見た目もきれいになります。
しかも睡眠中に分泌される成長ホルモンは翌日の脂肪分解に影響を与えるので、食べることをおそれずに必要な栄養素をしっかり摂りましょう。
結論として筋トレしてから軽めの有酸素運動という順番がいい、ということですね。
いつも読んでくれてありがとね!