「あたしおかあさんだから」の歌詞って炎上する内容か?
この炎上はひどい。
まずツイッターで叩いてる人ってほとんどが『みんなのうた』とか教育テレビの番組なんかほぼ観てないだろ。
これってやっぱり便乗で「よっしゃ、今こそ正義感見せたる!」みたいな叩き方ですよね。
みんなが「自己犠牲を美化してる!」といってるから、どんなにひどい歌詞なのかと読んでみたら・・・
なにこれ、ただこういう人いるよね。っていう歌詞じゃん。
実際いるでしょう。気がついたら自分がこうなってたとか。
そういう人が感動してるわけでしょ?
どこをどうみたら『美化してます!』と感じるのかわからん。
「お母さんはこうあるべきです」って宣言一つもしてないわ。
そう思うならどこがそうなのかぜひ説明してほしい。
自己犠牲をする人が「自己犠牲してやった!」「自己犠牲してやった!」というのも気持ち悪い。愛する相手に「お前のせいでこれを諦めた!」「お前のせいであれを我慢した!」とわーわー言われて嬉しい人がいるだろうか。 #あたしおかあさんだから
— あっちょ71509 (@strawberry71509) 2018年2月6日
そんなの、人間性の問題で結果論でしょ。
今回の歌は関係ないし。
この歌、自己犠牲を美化してるみたいでとても嫌だ。
私がお母さんにこの歌を歌われたら「生まれてきてごめんなさい」って言いたくなる。#あたしおかあさんだから— 紫野明日香 (@asunokaori) 2018年2月5日
これも結局、便乗。
〜してるみたいに見えるのは個人の感想で、歌の歌詞には「美化してます」って宣言されてない。
#あたしおかあさんだから のぶみ みたいな極端な母性賛美や自己犠牲が「母親との確執」から生まれたものだと考えると、合点が行く。大人になりきれない男は、母親を女神かビッチかどちらか極端にしか捉えられない。
— hikimello (@pori313) 2018年2月5日
誰が母性賛美や自己犠牲だと言いながら作って歌ってるの?誰が言ったの?
練馬区の70周年記念の絵本を作ったのぶみ作詞の新曲、あまりにひどい…時代錯誤で、母親への我慢や自己犠牲を礼賛、強制しているような気に。#あたしおかあさんだから https://t.co/7IWH9OmnXj
— 岩瀬たけし(練馬区議会議員) (@takeshi_nerima) 2018年2月5日
「〜しているような気」がするだけで叩く政治家。これって横浜DeNAベイスターズの井納選手を中傷して訴えられた人が言ってたのと同じw。練馬区終わってるわ。
「頑張ってるお母さん」を描いて批判されてたCMありましたよね。あれと同じだと思う。本当は、お母さんが一人でそんなに頑張らなくていいのに、自己犠牲を肯定しているところ。
現実を描けば共感してもらえるというのは浅はかで、追認してたら自己犠牲の要求にしかならない。— 鉄馬の貧乏子育てbot (@harupiyo1582) 2018年2月4日
マス広告と一緒にするのはどうかと思う。
他にも親に「あんた育てるためにこんなに辛い思いしたってことを言われて育った私はこの歌知って落ちた」みたいなツイートもあったけど、そんなもんお前んちの事情であって歌とは関係ないしっていうね。
歌の世界は自己犠牲とか自虐がほとんどじゃないの?
歌なんてこんなもんでないの?
これまでの童謡とか歌謡曲とか、特に昭和歌謡なんかみんな自己犠牲とか否定とか自虐の歌ばかり。
ツッコミどころ満載でしょう。
叩き放題なのに古いものはいいのかい?
今、文春みたいなゲス雑誌が不倫ネタを嬉しそうに書いてますけど、あんなもん個人の家族問題でしょう。それに乗っかってみんなで袋叩きする意味がわからない。
あんなネタが満載の雑誌ってのはあってもいいけど、公衆の場で開くの恥ずかしくてコソコソ読むもんだと思うけどね。
不倫で叩かれるなら不倫をテーマにした歌だって山ほどあるでしょ。
竹内まりやさんの名曲「恋愛ラプソディ」なんて、モロ不倫の歌で「こんなに素敵な恋をしたよあたし!」っていうことを堂々と歌ってる。
それなのに誰一人「これはいかん!」なんて言わない。
これなんて「今が叩きどきだ!みんなが叩いてるから叩いてしまえ!」っていう格好の餌曲じゃないすか?
いずれにせよ、自分の推測だけで判断しておかしいことなんだと決めつける炎上のさせ方は、おもちゃ売り場でギャースカ言ってるガキと変わらないよな。
インターネットでSNSとかやってるわりに狭い世界で生きてることがバレますよww
あ〜恥ずかしい。
いつも読んでくれてありがとね!