アメリカで増殖中!インハウス型マーケティングエージェンシーラボ
アメリカではインハウス型のマーケティング部門を設置する大手企業が出てきているようです。日本でも有名なケロッグやユニリーバなど。
そう珍しくもないように見えるけれど、たいていの大手企業は元々引き合いのある広告代理店を使う。
当然ノウハウもあり、しっかりした企画やモノを提供します。
けれど、インハウス型がこれまで大手企業になかった事は不思議に思います。というのも例えば土建業の場合、大手になると土地の法務関係を扱う部署も、測量・製図を行う部署もすべて抱え込んで持っています。ところが直接利益に結びつきやすいマーケティング部門をBtoC企業が持たなかった理由がいまいちわからない。
もちろん景況によって、研究部門が経営を圧迫するというのはわかりやすいけれど、そこまでの経費がかかるものでもない気がします。
宣伝広告費だけでみれば、あのガリガリ君で知られる赤城乳業の場合は1%。
それを考えると大企業ともなれば優秀な人材も集まるだろうし、ある程度の予算で効果が出そうなもんかと思っていました。
“総合広告代理店”って、そもそもあんの?
アメリカとか日本とか、国は違えど古くからのつながりで関係を絶てないのは同じ。でも消費者側の情報の受取り方や生活スタイル、メディアの多様化で、もはや単一のエージェンシーの一人の“担当者”に頼り切るのは限界が来ています。
アドタイの『エージェンシーは中抜き? 米国で増えるインハウスマーケティングラボ(http://www.advertimes.com/20140411/article153768/2/)』の記事では“ラボ”という言い方をしていて、様々なノウハウを持ったマーケティングのプロ集団であり、分析だけでなく企画の実施までの機能を持たせたチームを企業内においている例を紹介しています。
こうした新しいマーケティングスタイルの潮流が、人の流れを活発にしてくれるともっと面白いものが生まれてきそうで、好奇心がわきまくりますwww
いつも読んでくれてありがとね!