ブランディングとマーケティングの違い。
何を今さらという方も多いとおもいます。
でも、いろいろとブランディングやマーケティングに関する本を読んでいると、「この本の内容は別の本の受け売りしてら」とか、本質からズレている記述があるものも散見されます。
そうした書籍を真にうけてか、怪しいコンサルやマーケターもどきが、堂々と会社や事業主に電話をかけてきては経営者やその部下を惑わせています。また、例え間違いはなくとも(自分の実績でもない)大手企業の実例を持ち出しては中小企業に提案する残念なほど面白すぎる人もいます。
僕は、ブランディングはあくまで自分や自社を起点として考えるものであり、マーケティングは市場を起点に考えるものと認識しています。
なので企業様への提案やあるいは自社内プレゼンでは言葉の定義としてしっかり区別します。
ここがあやふやだと、受け売りだけどやたら歯切れの良い勢いまかせのマーケターモドキや、妙に説得力のある、一見百戦錬磨っぽいコンサル崩れに騙される大きなポイントだと思うのです。
季節に応じたマーケティング分析などは大手企業に任せておけばいいわけで、中小はしっかりPEST、GSC分析でマクロとミクロである程度のトレンドや市場ニーズを割り出したり、3C分析でUSP抽出を行って、さらには(使えるデータがあればですが)ペルソナでターゲットを絞り込むピンポイント戦略が最適です。
手法、フレームワークの詳細は別の機会に。
まずは騙されないこと、マーケティングとブランディングの違いをしっかり区別する事が大切かなと思います。