【仕事選び】山好きなら、仕事は測量をやるべき
登山する人がふえてますね〜。山ガール、森ガールとかw
山好きなら絶対やるべき仕事はやっぱり測量ですよ。
測量って最高です。
なんてったって、仕事で冒険できるんですから。
測量は基本的に光波測距儀とよばれる電子機器を使うので、雨が降ったらできません。
ということは天気のいい日に山に登れます。
だいぶ前になりますが、僕も測量の仕事してました。
そのころはゴルフ場開発や大規模な宅地造成がメインだったので、調査測量のために人がほとんど立ち入らない、未開の深い森や山中での作業が多かった。
つまり、日本の秘境です。
そのおかげで、地元の人も知らない滝やアジサイがうなるほど咲き乱れる沢をみつけたり、水路になっている洞窟を歩いてコウモリにビビったり。
時にはシカやイノシシ、サル、キジ、ウサギにタヌキなんかに出くわして、そりゃもう桃太郎だか金太郎だかわかんない世界が再現されてて、もう完全に冒険でした。
疲れなんか感じません。
測量をやると、様々なスキルが身につきます。
ただ上るだけじゃないので、体力もつきます。
測量機器や1本10kgくらいあるコンクリートの境界表を数本背負って、かつ自分の食料などをかついで登るので、登山のためのトレーニングになります。
また、三角測量をおこなうので三角関数は絶対的に必要な知識となります。
つまり、数学です。
論理的思考がきたえられて、頭脳明晰な人間になれます。
(んなことないかw)
ただ、入る測量会社を間違えるとあんまり山登りできません。
- 都会の測量会社とか行政書士事務所が兼業している測量会社だと宅地を扱うことが多いので住宅街とかが多い。
- 土木設計事務所だと、内勤が多い。
- 役所の仕事がメインの会社は道路の測量が多い。
ある意味サバイバルなので、危険も盛りだくさん。
- 野山の現場はそれなりに危険も多く、イノシシに突進されたりヒルに食われたり、マムシやツツガムシもいます。
サルは特に危険で、エサなどむやみにあげると「こいつ他にも持ってんな」と思われてよってたかってボコボコにされます。 - 地権者さんと事業主さんの間ではなしがこじれていたりすることが、ままあります。
古い農家のかたは害獣駆除用に散弾銃を持ってたりしますが、それで追いかけられたなんて物騒な話もきいたことがあります。 - まれに自殺者を発見してしまう。
一見地味に見える仕事ですけど、かなりやりがいを感じます。
藤岡弘キャラを目指したいアツいあなたは是非、測量のオシゴトに就きましょうw
まずは誰でも受けられる測量士補の資格を取るのがいいと思います。
いつも読んでくれてありがとね!