【長距離バス問題】必要なのはプロ意識とサービス
長距離バス、僕も時間的に余裕がある時は安いので利用します。
以前は友達と雪山に行くとき、車に乗りきらない大人数になったときは長距離バスを使いました。
(せまいのはつらかったですけど・・・)
だって、安いから。
バスって結局、それだけだよね。
せまいの我慢して、なにかサービスを受けられるかというとそうでもない。
とくに接客サービスがあるわけでもない。
たいていはダンプの運ちゃんとそうかわらない無愛想なドライバーが対応するだけ。
もちろんそういうドライバーだけじゃない、愛想のいい優しい方もたくさんいます。
けれど客も特段それ以上を求めないし、運転する方もその運営会社もそれ以上のサービスを考えてる様子もない。
なのになぜかドライバーは「過酷な労働環境」だとか「低賃金」だと言うし、会社側は競争が激しくて…などと言う。
そりゃそうでしょう。
なにもサービスなくておまけに無愛想、せまいシートで我慢してんのに。
ただの移動手段としてしか価値を見出せないものに付加価値分の代金など払う時代はとうに終わってるんです。
それで給料が安いって、あたりまえです。
それで競争が厳しいって当然でしょう。
もう少し「サービス」ってものを真剣にかんがえるべきです。
移動手段もサービスですよね?なぜそこを追求しないのか?それが不思議。
事故を起こさない工夫をするのもサービスの一つですよね。
事故を起してる時点でプロ意識というか、すでに提供するサービスが崩壊してるんですけど、それに気づいていない。
例えばバス会社なら、思いきって自社で旅行の代理店機能を設けて自社発の旅行パッケージをつくるとか。
ドライバーには観光地の勉強をしてもらって、車内放送で観光案内するとか。
運転だけじゃなく、実際に観光地を団体さん引き連れて案内すれば、バスガイドのコストもいらないし話題性も大きい。
しかも深夜運行しなくていいし。
もちろん初期投資はそれなりにかかるでしょうけど、必要性があるならやるべきです。
企業としても健全ですし。
深夜バスは専門のバス会社がやればいいわけで、事故リスクを考えたら二分化したほうが、利用する側も運営する側もいい気がするんだけどな。
昼間に汗かくか、夜間に汗かくかの違いですよ。