【成田山新勝寺編】ビッグネームな神社やお寺の初詣に渋滞なしで行く方法
ぼくは初詣ってのは人出がおおいほどテンションあがって、正月気分がマックスになります。
あ〜正月だ〜、最高〜っていう。
テキ屋からながれてくる食べ物のかほり、お飾りやだるまが並ぶ店で買ってほしいと泣き叫ぶ子供の声。
あぁ、なんて素敵な正月だ。
とくに初詣の人出ランキング・トップ3は最高です。一日中ウロウロしたいくらいです。
なかでも個人的には成田山新勝寺。
- 明治神宮 – 約317万人
- 成田山新勝寺 – 309万人
- 川崎大師 – 307万人
ジョルダン調べ「初詣人出ランキング」
https://sp.jorudan.co.jp/newyear/rank_visitor.html
ただ、残念なのはそこに行くまでの渋滞のしんどさです。
ただでさえ道が細いのに人も車も同じ道をいくわけですからとうぜん混みます。
境内で人ごみにもみくちゃにされるのはまったく問題ないんですけど、車の渋滞はかなりなストレスになりますからね。
(渋滞中のドライバーのストレスは、ロケット打ち上げ前の宇宙飛行士並ともいわれてます)
そこで今年は考えました。
朝一初詣。
3が日の間のいきたい気持ちをぐっとこらえて、2017年は1月4日に行ってやりました。
成田山新勝寺の門前駐車場に午前7時をすこし過ぎたくらいに到着。
これが大正解。
駐車場は既に数台の車がとまってましたがスムーズに停められました。
(たぶん1月3日でもよかったかも)
しかも当日は風もなく晴天の最高な初詣日和。
空気の冷たさが正月感ハンパないww
あぁ、我慢した甲斐があった。シアワセ。
すでにテキ屋も参道のお店も開店準備中。あ〜テンションあがりMAX
なかに入ってみる
まず、総門を抜けて階段を上がるとドデーンっと現在の本堂があります。
現在の本堂ってことは、前の本堂もあります。前の前の本堂もあり、その前の前の前の本堂もあります。
どういうことかというと、成田山新勝寺は時とともに移設と立て替えをくり返してきました。
移設の際は建物ごとごっそりべつの場所に移動させます。
そうすることで話題をつくり、つねに参拝客を飽きさせないエンターテインメント性抜群のお寺になるわけです。
つまり、お寺経営がめちゃくちゃうまいんですね。優秀なお寺です。
不動明王をまつる真言宗智山派の成田山新勝寺が創建されたのは940年となかなか歴史も古くて、いくたびか立て替えられた過去の本堂は、場所を移動させつつもしっかりと国の重要文化財として残されてます。
ひとつ古い本堂「釈迦堂」は、本堂の左に歩くと建っています。
さらに前の本堂は、現在の本堂と釈迦堂の間の階段をあがっていき、「額堂」の前を通りすぎたつきあたりに建っています。
「光明堂」とよばれ、右側の入り口から中にはいって愛染明王(あいぜんみょうおう)をすぐそばで拝することができます。
なにより歴史を感じるのは天井絵です。
すっかりススで黒くなってますけど、うっすらみえる梵字が歴史を感じます。
写真撮影は禁止なので天井絵の画像はありませんが、眺めてるとこころが落ち着きます。
初詣でテンションがあがりすぎ、たかぶる気持ちをここでクールダウンできます。
総門を出て聖の世界から俗世界へと歩き、うなぎの香りをクンクンしながら駅にむかう参道を歩いていると、ふたたび聖なる場所が見えてきます。
今は「薬師堂」と呼ばれる、いちばん古い本堂がそこにあります。
建材は創建当時のものではないので、なんだか知らないと「どこにでもあるお寺だよね、コレ」って通りすぎちゃうと思います。
でもご利益はハンパない。
なんつっても歌舞伎役者の初代・市川團十郎が子宝を授かろうと参拝したところ、1688年に2代目が生まれたというくらいですから。
とうぜん初代・團十郎は成田山への信仰がアツくなります。テンション最高潮!
自分の家の屋号まで『成田屋』にしちゃったくらいですから。
興奮しちゃうのはオレだけじゃなかったのね。
参道の町並みがこれまたヤヴァイ
まるで温泉街のような参道なんですよね。
新勝寺の総門をでて、駅へむかう参道はゆるい上り坂になっていて両脇には歴史を感じる、趣のある建物のおみせがならんでます。
というわけで、朝一初詣は大成功でした。んで、一通り見てまわっても昼前だったので、そのあと成田の日帰り温泉『成田の命泉 大和の湯』へ。
「川豊」でうなぎを食べて、米屋で和菓子を買って帰れればもう満足です。
成田山新勝寺の参道に、なぜか石けんのお店があります。
香りがなかなかいいので思わず買いww
いつも読んでくれてありがとね!