男女で違う判断基準〜女性向けの販促ならInstagramが使える理由
男性の判断基準は、機能性など定量的な部分です。
女性の場合は定性的で「かわいい」かどうかなど、感情などの感覚的な部分で判断します。
女性がメインターゲットとなる化粧品は情緒的価値が機能的価値をうわまわることで、売上も伸びます。
画像や動画が中心のSNSアプリであるInstagramの利用者数は圧倒的に女性が多くなっています。『4大SNS(Facebook, Twitter, Instagram, LINE)の日本における利用状況《2016年10月現在》』の記事の集計では男女の利用比率に20%もひらきがあります。
これはアプリそのものの使い勝手の良さもありますが、ビジュアルで直感的に判断できるところがうけているのかと思います。
こうした背景から、女性向けプロモーションにInstagramが使われることも多いです。
Instagramが販促ツールに向いてる理由
女性をターゲットとした施策でなくとも販促に利用する価値はとても高いと感じます。
その理由として、あるものを検索したときの結果がクオリティの高い画像や動画で見ることができる点です。
もちろんこれまでと同様にGoogleやYahoo!でも画像検索はできますが、その場合は関連性の低い画像も含まれるため、求めるものがダイレクトに表示されることは少ないです。
ところがInstagramで検索すると、関心をよせた“モノ”がプラスアルファで返ってきます。
どういうことかというと、例えば欲しいスカートがあったとします。
それを検索すると商品そのものの画像だけでなく、そのコーディネートや有名人が着ている画像が見つかったりします。
また、ある料理器具を検索するとその器具を使ったときの調理方法やおいしそうな料理を見ることができます。
ものを売る側からするとInstagramは、ある商品を「気になる」という“認知”の段階から一気に「買いたい」という“欲求”の心的状態に移行させることができるとても強力な販促ツールになり得るわけです。
とくに女性には人気のたかいアプリだけに、女性向け商材をあつかう事業を展開しているなら積極的に利用して効果を確認すべきかと思います。
ただし、受け取り側が思わず拡散したくなるような新しくてクオリティの高い画像や動画である必要があります。
送り手が客観的にみて、価値を感じられるかどうかを判断して顧客とのコミュニケーションツールとして利用すべきかと思います。
実際のキャンペーン利用
単発の期間限定キャンペーンなどは「Instagram Stories」機能を使えば簡単にできます。
LINEの機能を使うのもいいですが設定が色々面倒な点もあるので、小さなキャンペーン告知や見せるだけのクーポンならInstagramの画像で完結させることもできます。
複数のアカウントもスマホ一台あれば管理できるようになったので、個人事業者さんには特にオススメのSPツールです。
ハッシュタグを使って、お店の商品に関連する動画や画像をあげてもらうキャンペーンなんかをやれば、やり方によっては効果的なプロモーションになります。
実際に僕のお客さんでも実証済みで、かなりな効果をだしましたw
もちろん女性客がメインターゲットとなる場合、とくに効果があるように思います。
ぜひお試しを。
いつも読んでくれてありがとね!