海外旅行するときの保険の選び方【オーストラリア編】
海外では何が起こるかわかりませんし、国籍も違うひとには保険証などもありませんので、ケガや病気でちょっとでも病院にかかればけっこうな費用を高額請求されます。
ちょっとした旅行でも保険にはいることは必須だと思ってます。
この記事を読むと解決できることは、
- 旅行の保険を探していて、どの内容で決めたらいいかわからない
- いくつかある保険会社を比較したい
- 海外で病院を探すのは難しそうだし旅行中にケガや病気、歯が痛くなったり入院したらどうすればいい?
- 保険加入しても補償されない注意すべき点は?
旅行保険はどんな補償内容があればいい?
僕は短期の海外旅行で補償金のお世話になったことはないですが、オーストラリアへのワーキングホリデーに行ったとき病院に一度かかったのと、盗難に遭って無一文になったときに助けられました。
なので医療費と盗難がカバーされるものを超おすすめします。
短期旅行(3ヶ月以内)の場合は、身ぐるみ剥がされてもパスポートやビザの再発行と航空券代、数日間のホテル代くらいを確保できればいいので、だいたい下記の補償内容があればカバーできると思います。
「必要度」の列は、補償額の目安として見てもらえればと思います。
項目 | 必要度 | 内容 |
---|---|---|
傷害死亡 | 中 | 旅行中のケガなどで死亡したとき |
傷害後遺傷害 | 高 | 旅行中のケガが原因で後遺症が残ったとき |
治療・救援 | 高 | 治療費と家族が駆けつけるための費用 |
疾病死亡 | 中 | 旅行中、病気で死亡したとき |
賠償責任 | 高 | 誰かをケガさせてしまったり、旅先で器物を壊したりしたとき |
携行品 | 中 | 盗難被害にあったとき |
航空寄託手荷物遅延 | 低 | 手荷物が出てこないとき |
掛け金はどのくらい?
基本的に掛け捨てになります。
オーストラリアへ2週間程度の旅行であれば、ひとりあたり5千円〜1万5千円くらいを見ておけば、必要な補償内容はカバーされてると思います。
価格設定はおそらくこんな基準で決められてると思います。
- 国の安全度
- 旅行日数
- 日本からの距離
保険会社はどこが良いの?
H.I.S.の「海外旅行保険比較」ページでみると、そこにランキングされている保険会社のなかから選べばいいかと思います。
※比較ページはこちらのH.I.S.のWebサイトから、メニューにある「海外旅行保険」(下の画像の赤丸部分)をクリックすれば確認できます。
※H.I.S.のスマホサイトでみる場合は、サンドイッチメニューから[ご旅行の前に]内の「海外旅行保険」をタップしてみてください。
このサイトに出てくる、いずれの保険会社も実績がありますし、僕自身も現地で病院にかかったり盗難に遭ったときにはAIG損保に助けられたので。
AIGの資料請求や申し込み、お問い合わせはこちらの『海外旅行保険ならAIG損保』
でどうぞ。
選ぶ基準は補償内容もそうですが、現地でのサポート内容で選ぶと安心です。
さらに細かく、他の旅行保険の会社を比較したいときはこちらの『i保険』もおすすめです。
現地ではどんなサポートを受けられるの?
先にでてきたH.I.S.の海外旅行保険比較で上位の4社のうち、3社について見てみると、それぞれメリットとデメリットがあり、現地でのサポートにも保険会社ごとに違いがあります。
各社のメリットの中でサポート体制を比較すると、どんなサポートがあるのかわかりやすいです。
エイチ・エス損保(ネット海外旅行保険たびとも)の場合
メリットとして、
- ネット完結で申し込みが簡単、当日加入が可能。
- ネットがあればクローバーページというマイページを作って様々な手続きや契約確認などができる。
- サポート専用のアプリがあり、通話サポートが可能
デメリットは、現地でのサポートが基本ネット対応なので、インターネット環境がない場合は不安。
損保ジャパン日本興和の場合
メリットとして、
- 契約は基本ネットで完結なので便利
- 24時間、日本語で電話対応してくれる
- 電話で診療を受けるときに医療通訳のサービスがある
- クレジットカード付帯で補償設定の自由度が高くてお得
デメリットは、3ヶ月以上の長期契約は郵送手続きでちょっと面倒なところくらい。
AIG損保の場合
メリットとして、
- 契約は基本ネットで完結なので便利
- 24時間、日本語での通話サポート
- 電話で診療を受けるときに医療通訳のサービスがある
- 保険金の支払いがスムーズ
デメリットは、他の保険会社と比べるとちょっと掛け金高め。
いずれも現地サポートはありますが、ネットが中心のサービスだったりすると、場合によっては面倒です。
現地で受けられるサポート方法は、保険会社ごとに違いがあるので、ご自身の英語力や旅慣れ感も加味して保険会社えらびの目安とするのがおすすめです。
保険加入しても補償されない注意すべき点は?
たいていの保険会社に共通して、加入してもカバーされないものがあります。
例えばスカイダイビングなどのアクティビティでの事故。
そもそも旅行=スカイダイビングは想定されていないので、危険度の高いものは保険の対象にならないです。
スキューバダイビングなどは補償対象になるかは別として、ライセンスを持っていたりすれば加入可能なことが多いです。
危険度の高いアクティビティは多くの場合、その費用に保険が含まれていることがあるので、アクティビティや現地ツアーなどの申し込み時にその都度、保険の有無を確認したほうがいいです。
いずれにしても危険度の高そうなアクティビティをする場合は、旅行保険の契約内容について『どんな場合にどんな補償がされるのか』をしっかり確認する必要があります。
海外旅行の保険加入についてのまとめ
選ぶ基準
- 補償内容
- 現地でのサポート内容
- 掛け金
掛け金(ひとりあたり)
- 掛け金(オーストラリアの場合)は5千円から1万5千円くらいの間
以上を目安に加入すると、安心して旅行が楽しめるんじゃないかと思います。
いつも読んでくれてありがとね!